風呂婆日記

子宮体癌ステージⅢc闘病記

夫の母は入浴中心筋梗塞②

翌日は月曜日で夫が職場に向かうと、お母さんのお風呂の窓の電気が昨夜からずっと
つきっぱなしだという電話がご近所さんやお友達から何度も入電し、
夫も日中・時間給でも取り、早く様子を見に行けばいいのに、定時まで働き、
家に戻り、夕食を食べながら、わたしにその話をしました。
わし「あんた!晩飯食ってる場合じゃねえだろ!!すぐ見に行けや!とわしに怒鳴られ
夫はお母さん宅へ向かいました。。数分後、我が家の電話が鳴り、夫からでした。。
「おふくろ死んでる!!風呂の中で死んでる!あああああー!ぎゃあああー!」のような
夫の叫び声に、私は落ち着いて「救急車呼べ!」と言いました。。
夫は亡くなってるお母さんをバスタブの中から抱きかかえ・・・その後の記憶がハッキリしないと・・・救急車も警察も来たが結局は「検視官」が到着し、死亡確認に至りました。
突然死・孤独死・・・
その後、夫と遺品整理に赴き、仏壇の引き出しから、夫の幼少の頃の写真や作文が大切に保管されていて、何を見ても夫は泣くばかりで、、片付けに何日もかかりました。。
お葬式は夫の希望で盛大にやりました。。
その後、夫は「うつ病」発症し、6か月間、病気休暇あつかいとなりました。
会社から「月に一度」「面接官が来てくださり」夫はなんとか半年後に職場に復帰出来ました。。
今でもどうすれば一番よかったのだろうと、ふと、時々思うことがありますが、
自分が癌になってみて、やはり自宅で孤独死でも、自宅で死にたいと思っています。